結婚指輪が照れ臭かった頃

私は結婚をする時に、奥さんに対しては指輪を購入するつもりは満々でしたが、自分のための指輪は欲しいとは思いませんでした。

私は30代後半で結婚しましたので、独身生活が長く、周囲の友達や知り合いも、「独身仲間」と呼ばれるようなメンツが揃っていました。

結婚をするのは、独身仲間を裏切るような感覚があり、ちょっと申し訳ない気持ちがありました。

結婚指輪をして生活を送るようになると、常に独身仲間をバカにしているような気持ちになる気がしました。

自分だけは、「妻帯者」という次のステージに進んだと宣言しているようで、気恥ずかしい気がしました。

そんなわけで、結婚指輪を購入する事に抵抗があったのですが、「浮気する気?」と奥さんに言われてしまい止む無く自分の分の指輪も購入する事にしました。

これだけ悩んで購入した結婚指輪でしたが、いつも身に着けるようになると気にならなくなりました。

かつての独身仲間も気にしているそぶりはありません。

少し考え過ぎだったかな…と当時の自分を懐かしく思います。