二人で選んだ結婚指輪は、今もこの指に。

ダイヤの光る婚約指輪をくれた彼とは、友達の紹介で出会いました。第一印象は「とっても背の高い人だな」というもの。彼は180センチもあったのです。私が150センチと小さいので、鏡に写ったふたりの姿を見た時は、その差に思わず笑ってしまいました。そんなデコボココンビの私達ですが、驚くくらい気が合いました。一緒にいると本当に楽しくて、私はいつしか結婚を意識するようになりました。
だから出会って半年後、旅先の伊豆でプロポーズされた時はものすごくうれしかったです。差し出された彼の手には、小さな箱。開けると中には、太陽の光を浴びて輝くダイヤモンドがありました。それは私の薬指にピッタリとはまり、思わず泣いてしまったのを覚えています。
その後トントン拍子に話は進み、結婚指輪はふたりで一緒に買いに行きました。私の希望は細身でシンプル。貴金属をあまり好まない彼でも、長くつけていられるものが良いなと思っていたのです。色々なお店を巡ったけれど、最後に決めたのはホテルのジュエリーショップでした。そのホテルで彼と私は始めて出会ったのです。最初は全く同じ形にするつもりでしたが、直前になって私の方だけに小さなダイヤを入れてもらいました。その方が婚約指輪と合わせてつけた時、華やぐことがわかったからです。
そして今、結婚から15年が経ちましたが、彼も私も、まだ一度も結婚指輪を外したことがありません。婚約指輪も特別な時には、できるだけつけるようにしています。
彼の手と自分の手に同じ指輪があるのを見ると、今でも胸が暖かくなります。この先もずっといつまでも、はめつづけていたいと思っています。